「あぁ、俺の、俺の、俺の『晩年』が......!!」
で、お馴染みの「ビブリア古書堂の事件手帖」。(違うか)実は映画化される前にTVドラマで放映されるなど話題になった作品でもあります。しかしTVドラマシリーズは主演女優と原作がマッチングしていないとか何とか色々と話題になり結局対して人気が出る事なく不発に終わりました。え?ゾゾ?
じゃあ、映画は違うのかな〜と思いながら劇場に足を運びましたが、正直微妙でした。思っていた以上に期待ハズレな映画で少し残念。原作が好評だったので映画はもう少し面白いのかな、と考えていましたが、微妙です。
どうでもいいですが、主人公のメンタルが豆腐レベルというが気になりました。お前、何で大した事でもないのに大ショック受けているの?感。
というわけで俺の晩年...じゃなくて「ビブリア古書堂の事件手帖」の映画感想をまとめました。どうぞ。
- 主人公のメンタルが豆腐レベル
- ババアに叩かれたショックで本読めず
- たかが本ごときって言うなよ...
- 冒頭から犯人丸分かりの展開
- 不倫か...
- 強すぎる妹、弱すぎる姉
- いや、演技上手すぎるだろう...
- 鎌倉が舞台
- 「俺の...俺の『晩年』が...」
- いや結局〇〇〇かい!!!
- まとめ
主人公のメンタルが豆腐レベル
画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI
主人公のメンタルが豆腐レベルです。なんて情けないメンタルの持ち主なんだと感じてしまいました。
特に豆腐メンタルと感じたのは、ヒロインである古書堂の女店主さんの大事な本を持ち帰って守ろうとしたのですが、あえなく奪われてしまった件です。
主人公は頭を下げて謝りますが、実は奪われた本は偽物だったことが発覚。それに驚いた主人公。僕はここで本物が奪われなくてよかった、と主人公が感じると思っていたのですが全くの逆で、主人公は信頼されていなかったことに大きなショックを受けます。
それでメソメソした挙句、店を辞めると宣言。お前、守るんじゃなかったのかよ...
ババアに叩かれたショックで本読めず
画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI
主人公の豆腐メンタルエピソードに続き、この部分も豆腐だな〜と感じた部分。
実は主人公、本が読めません。活字が多い本を目の前にすると動悸が激しくなって上手に本を読むことができないのです。国語の授業とかどうしたんだろう。というより、よく大学に行けたな...
理由は彼の祖母。祖母が入っちゃいけない部屋の本を手に取って読んでしまったからです。その本を読んで瞬間に突然ババアが入り込んできて二発も幼い主人公をぶん殴ります。こわっ。これには同情してしまいます。そのおかげもあって本を読むことが出来なくなりました。一種のトラウマです。
たかが本ごときって言うなよ...
画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI
主人公、しきりに「たかが本ごときに...」と言います。メチャクチャ引っ掛かりを覚えるフレーズなのですが...
本を大事に思っている女店主さんの目の前でそれはないでしょう。確かに本よりも大切な物もあるかもしれないけれど、物を大事に思う心だって大切にされてもいいはず。それに、それは本当に大事に思っている人に対して侮辱しているのと同じじゃないか。
そして、それを「ビブリア古書堂の事件手帖」という映画が最後の最後で言ってくれるのではないかと思っていたのですが、言わない。全く言わない。なんか、変な帽子を被っている人が「だから本を読まない奴は分からないんだ」的なことを言いますが、上手く否定できてない。まさかの否定尽くし...
ただ主人公、最後の方で本のために懸命な行動をしたのは褒められてもいいかも。
冒頭から犯人丸分かりの展開
画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI
いや、犯人お前だろ。という感じです。お前しかいないくらい怪しい現れ方だし、露骨すぎる。
おまけに登場人物も限られてくるので犯人コイツだ、と思っていたら絶対コイツだった件。まだ妹さんが犯人だったら面白かった。いやそうでもないか。あるいはお爺ちゃんとか?流石に厳しいか...せめて登場人物をもう少し増やすことが出来たら良かったかも。
不倫か...
画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI
内容がちょっとエグい。不倫ドラマに仕上げっています。あ、昔の話ね。
本一冊で自分の出自まで見て取れるとはエグいですね。凄いと言えれば凄いのですが、でもコレを知った時の親族の表情が見て取れます。内心はどんな感情を抱いているんだろう。想像したくない...
強すぎる妹、弱すぎる姉
画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI
正直妹さんがメチャクチャ強いです。いや、勇気がありますね。姉でさえ妹の言動に怖気付いてしまいます。怖い...
さらに犯人にも勇敢に立ち向かいます。ナイス妹さん。まさか妹さんが本棚のアレを蹴り上げるとは思いませんでした。痛そう...
ちなみに姉とは違って本には関心がありません。そして重いのが苦手なあまりお客をアルバイトへ強引に誘います。引き受ける客。凄い...フリーザーかよ。
いや、演技上手すぎるだろう...
演技上手すぎおじさんがいます。おまけに凝ってる。いい話だな〜と感動しちゃったよ一瞬。まさか全て演技だとは。
おまけにこの演技上手すぎおじさん再登場する。というか結構な頻度で登場する。こんなに登場していたとは思わなかった。あと足早いね、このおじさん。
あと演技上手すぎおじさんを見ていると佐村河内守さんを思い出してしまった。観れば分かります。
鎌倉が舞台
鎌倉っていいよね。雰囲気とか、古都の風景が最高です。皆さん知っていますか?鎌倉って横浜や藤沢と近いことに...!!どうでもいいか。
あと映画で映っていたラーメン食べたいです。メチャクチャ美味しそうに見えた...今度行って食べてみたい。にしても夜の鎌倉も最高だな...
ちなみに鎌倉は予想以上に人が多いことで有名です。行きたい人が多いのです。今日なら大丈夫と思っていても混んでます。行きたい方は注意して行きましょう。
前に鎌倉行った時とあるカップルの彼女さんが人が多いのが原因で気持ち悪そうにしていました。彼氏さんが非常に心配そうに見ていたのを思い出します。話外れてしまった...
「俺の...俺の『晩年』が...」
画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI
「ビブリア古書堂の事件手帖」で最も有名なセリフ、「俺の...俺の『晩年』が...」は物語の後半に出てきます。犯人が追い求めた晩年が遂に彼の手元にまで近づいてきた瞬間です。まさに感動のご対面。にしても犯人の様子変わりすぎじゃない?お前誰だよ、ってくらい怖くて気持ち悪くなっているんだけど。あと警察を呼びなさい。
ちなみに「俺の...俺の『晩年』が...」が名セリフ的に紹介されていますが、コレは僕が個人的に名セリフだと感じている部分です。なぜか「ビブリア古書堂の事件手帖」を見ていて一番印象に残った部分。なぜだ...?
いや結局〇〇〇かい!!!
画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI
結果的に犯人の手から守ることが出来たのですが、結局〇〇〇です。え?結局どうなったかって?それは映画を観てみましょう。ただヒントを与えるとすれば、彼らは海の近くにいました。そしてどちらも損した結果になっています。お互い様みたいな感じ。あと主人公の劇弱です。もっと頑張れよ...
しかし結局こういう結果になってしまうとは、何だかもう少し良い結果に終われなかったのかな、と思います。残念な結末です。コレなら最初から〇〇してしまった方が良かったのでは、とも思ってしまいました。
まとめ
画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI
原作見ていないので何とも言えないのですが、正直に言って微妙でした。ただ観る人によっては面白い映画に感じるかも。そんな映画です。
もしかすると映画という時間幅を考えた結果、本来大事な部分もカットしなくてはならない結果になってしまったのかな?と予想しますが、原作を読んでいないので判断出来ない。うむむ。
原作を読んだ人から観るとどんな映画に感じたのでしょうか?まぁ、ドラマシリーズよりは良かったのかもね。主演女優も合っていたし。え?ゾゾ?
気になる方は是非、劇場へ。以上!!
P.S.ゾゾ!?え?ゾゾ?ゾゾゾゾ?ゾッ?え?え?訳分からなくなってしまった...
記事上の画像参考:https://youtu.be/hAM7dLS0MWI