画像参考:https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w
最初は話題性がありながらもB級映画観るなんてどうかしている…それにゾンビ映画なんてやり尽くされているでしょう、と思いましたが観てみると違いました。
全くの逆。驚き。意外性。
正直騙された!!!という気持ちがデカイです!もちろん良い意味で。こんな映画だとは思わなかった…ポスターの時点で印象が刷り込まれた映画で、映画開始当初から予想通りかと思っていましたが、上手く期待外れな結果に導かれました。びっくり。
しかし監督凄いですね。ここまで入念な伏線を設定するとは。普通なら頭混乱しそう。
ちなみに「カメラを止めるな!」は2018年11月に観に行きました!もちろんファーストデー。映画としては長続きのロングラン上映ですが、どこまで続くか楽しみです。ここまでヒットするとは思いませんでしたからね。
という事で映画感想に行きたいと思います。(この切り返しが中々難しい…)
- ゾンビ映画じゃない!
- 怖くない!緊張感は伝わるけど
- 魅力的なキャラクター性
- 映画から伝わる撮影根性!
- 舞台裏の努力に涙…
- B級映画かと思ったら…騙された!
- この映画には、様々なドラマがある
- 「カメラを止めるな!」はR指定無しで誰でも観れる映画!
- 「カメラを止めるな!」の本当の意味
- まとめ
ゾンビ映画じゃない!
画像参考:https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w
あなたは「カメラを止めるな!」をゾンビ映画だと思いましたか?実を言うと僕も「カメラを止めるな!」はゾンビ映画だと思っていました。
しかし、「カメラを止めるな!」はゾンビ映画ではありません!入念に考えられた、あなたを騙すためのトリックです!真実を知ったあなたは、きっと驚き、涙する…
かくいう僕も真実を知って驚きました。まさか、こんな隠された事実があったなんて…
怖くない!緊張感は伝わるけど
画像参考:https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w
ぶっちゃけ怖くはない。怖いと感じるかもしれないけど、怖くはない。たぶん…僕は怖くはなかったです。
でも異様な緊張感は伝わります。大丈夫なのか、大丈夫じゃないのか?間に合うのか、上手くいくのか、ハラハラしました。前半から後半まで。
まさかここまで上手く観客の心を動かしまくるとは、思ってもいませんでした。
魅力的なキャラクター性
画像参考:https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w
「カメラを止めるな!」はユニークな俳優陣で固められていますが、中でも一際異彩を放っているのが監督ですね!あ、「カメラを止めるな!」の監督ではなくて劇中に登場する監督の方。
この監督がヤバい奴で…ゾンビを発生させたキッカケを作ったのもこの監督です。そして映画撮影への執念がハンパありません。常々にリアルさを求めています。この迫力に、思わず女優の方も涙。
しかし、物語後半になって監督の本当の素顔が明らかになります。そしてヤバい監督になったキッカケも明らかに…
映画から伝わる撮影根性!
画像参考:https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w
とにかく一生懸命に作られたゾンビ映画だというのがヒシヒシと伝わります。これほど努力して構成されたゾンビ映画は、今まで無かったのではないでしょうか?
伏線による伏線に伏線を重ねる。これ程伏線を重ねた映画を作る撮影陣の姿が、映画を観ている最中でもアリアリと映っているように見えます。というか映ってない?
舞台裏の努力に涙…
画像参考:https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w
予算が少ないからといっても、映画に妥協な許されません。情熱をかけて完成された映画を作り抜こうとする舞台裏の努力に涙溢れます。
必死に撮影したゾンビ映画を、何とか終盤まで持ち堪える…途中でトラブルが発生してしまっても、集まったキャストの力で何とかする。熱い、熱い努力の風景が見えてきます。
そして最終的には、監督の家族も力を合わせて映画の撮影に協力することに。なんでや。
B級映画かと思ったら…騙された!
てっきり映りの悪い、粗雑なB級映画を観せられるかと思いましたが、騙された!これはB級ではない!学祭で学生が作るようなチャチな映画ではありません!プロが根性と熱意をかけて制作したドキュメンタリーです!
あ、ゾンビ映画ですね。はい。
前半はたしかにB級映画のように感じますが、折々まで工夫されて準備された全体的にクオリティの高い映画に仕上がっています!
この映画には、様々なドラマがある
画像参考:https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w
俳優陣1人1人にあるドラマが入念に描かれたドラマです。彼らの映画にかける熱い、熱い思いが「カメラを止めるな!」という映画を完成させました。
彼ら熱い俳優陣のドラマも、この映画の中でクッキリハッキリ、もう丸ごと入っています。ゾンビと一緒に入ってます!
「カメラを止めるな!」はR指定無しで誰でも観れる映画!
画像参考:https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w
一見するとグロテスクな表現満載かと思われるかもしれませんが、確かにグロテスクに見える部分は割と多めです。まぁ、ゾンビ映画だから仕方ないか。
でもR指定無しで誰にでも楽しめる映画になっています!たしかにグロい部分がありますが、グロくないです!グロいけど、グロくないのです!何言っているか分からないけど、グロくないんですよ!!
「カメラを止めるな!」の本当の意味
画像参考:https://youtu.be/3ZA9TO3ya7w
劇中でようやく「カメラを止めるな!」の意味が分かりました。なるほどな、カメラを止めるな!って言うのはそう言う意味だったのかと感心です。
映画を観ていない方が「カメラを止めるな!」って聞くと狂った監督の叫びみたいに聞こえるかもしれませんが、映画を観終わった後に監督の「カメラを止めるな!」を聞くと、誰に言っている言葉なのか分かります。
とにかく、カメラを止めちゃいけないんです。もはや、これは意地でしたね。
まとめ
ぶっちゃけネタバレになってしまうので肝心なところは濁していますが、面白い映画でした。まさかゾンビ映画と見せかけて〇〇だとは思いませんでした。これはトリッキーでしたね!
にしてもニッチな映画がここまで大ヒットするとは驚きです。こうなると映画は予算や有名な人を起用するとかではなく、如何に多くの人に魅力を伝えられるかが重要になっていくのではないかと考えます。要はマーケティングでしょうか?
とりわけ「カメラを止めるな!」はSNSから爆発的に話題になりました。このSNSから爆発的に広がった事例を参考にしていく事が今後重要になっていくのではないかと感じます。世の中には良い映画は沢山あるので、それをどれだけ多くの人に上手く伝えられるか?ここが重要視されそう。
と、難しい話になってしまいましたが、まだ観ていない方はお早めに!ゾンビ映画だと思って騙されてください!
以上!!
P.S.ちなみに「カメラを止めるな!」は終わったと思っても席を立たないでください。もしかすると、終わってないかもしれないので…