開戸事変

イウコト・イイコト

映画『BLAME!』を観て思ったこと…人の繁栄って皮肉な感じがするね♪


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画像元: https://youtu.be/_k75jXSruSs

『俺はネット端末遺伝子を持つ人間を探している……』

はい、そうですか。
という訳で観てきました話題のSF映画、本当は映画なんて観ている暇ないけど別にいいや!気にしない気にしない!

で、話戻して国内よりも意外と外国の方はかなり楽しみにされていたという『BLAME!』。

製作したのは『シドニアの騎士』、それから度々このブログでも話題になる『亜人』を作った「ポリゴン・ピクチュアズ」。

前からこんな映画作るって聞いていましたが、PV観たらすぐ様観たくなっちゃいましたよ!という訳で観てきたのですが……

めっちゃ面白い!やはり重厚的な話の作り込みがすごい!久々にハラハラさせられました…少し設定が難しいかな、と思いましたが自分的にはこのくらいの話の密度は大好きです。

そして相変わらずCGが凄い……「ポリゴン・ピクチュアズ」ならでは…って感じですね。

特に「セーフガード」?「駆除系」っていうのか?あの人面蜘蛛みたいなのがめちゃくちゃ怖い。大群でゴギブリみたいに襲ってきて速いから仲間さん達がドンドン犠牲になってしまいました。


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セーフガードの駆除系さん達
画像元:https://youtu.be/_k75jXSruSs


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たくさんの駆除系さん達
画像元:https://youtu.be/bGGN8n5rQJY

そしてその人面蜘蛛を追い払うあの銃。なんたらかんだらなんたら(ファンの方すみません…)、あの破壊力には映画の見せ場を作るインパクトが抜群ですよ!いえー!って感じ。


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破壊力パネェ銃
画像元:https://youtu.be/_k75jXSruSs

そしてそしてヒロインが思ったよりも可愛いね!タエちゃんも良いね!まぁ途中で〇〇だけど。


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タエちゃん
画像元:https://youtu.be/bGGN8n5rQJY

あとヅルちゃんも良いね!


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ヅルちゃん
画像元:https://youtu.be/bGGN8n5rQJY

原作でもこんなに可愛いのかな?と思って調べてみると……



ファック…


あと音楽もいいね。特にOPは素晴らしい。ストーリーとマッチングしてより密度を濃くしている。

で、相変わらずストーリーの内容語るのが非常に難しいと思う僕のなのですが、簡潔明解に答えると人の意思とは無関係に建設者とか統制局みたいなもので都市がいく層にも膨張しているんですよね。しかもその昔、感染とかの所為で人類は不法居住者になってしまいました。監視塔に見つかると人類はセーフガードとか言う奴らに八裂きにされます。こわっ。

じゃあ人類皆絶滅してしまったのかと言うと、そうではありません。人類は火星でゴギブリと素手で闘えるでしょう。つまり人類は滅んでいないのです。(途中『テラスフォーマーズ』が出てきたけど置いといて…)

そして生き残っている人類の一つとしてヅル達の村があります。祖先がプランターという人達で、その人達が見つけた集落に300年間くらい長い間住んでいましたが、既に食料も不足しておりジリ貧。昔は多くいた人々も、今では少なっており、このままでは村の人々はみんな餓死してしまいます。

一応、食料を獲得するため村には電基漁師という人々がいるのですが、その人々もセーフガードにやられて少なくなっています。さらに装備を製造する技術も失われてもう全体的にヤバイね!

ということでヅル達一行は村の人々を救うべく大人に黙って食料を探しに行きますが、セーフガードに見つかってしまい……

危機一髪のところ、謎の男「キリイ」に救われるのでした……

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謎の男こと「キリイ」さん
画像元:https://youtu.be/_k75jXSruSs


気になった方は映画館かNetflixへGO!!


さて話を戻しますと…
どちらかというと熱心なファンの方が多い印象でした。映画終わるとポスターやキャラクターボードの写真撮影会って言う程人が集まってました。ついでに僕も撮ってきました。なんでや……

劇場公開されているところが限られているので、観たい人は遠出の必要があるかもしれません。


さてさて長い序章ですが、いよいよ本編入ります。今回映画『BLAME!』を観て僕とても大満足。面白かったし最高。もう一回観に行きたい気分だもの。

しかしこの映画を観ていて気になったことがあります。それはヅル達の生活、いや生活全体と言いましょうか。僕たちの世界より遥かに遠い未来の世界にいるのに、彼らは僕等よりも原始的な居住空間で原始的な生活をしているのです。

もちろん所々、彼らにも未来的な要素は含まれています。しかし大いなる繁栄を願った彼らの末路がこれだとは、何だか皮肉だとしか言えません。

最近話題になるAI滅亡論みたいなところと通じる気がするのですが、これには賛否両論があり僕は別にどっちになるのかな、って考える間の立場にいるのですが、何だかAIって人類にとって少なからず幸福をもたらす価値があり、繁栄を与える立場にあるのに、人類の利用やミス次第では案外脅威となることも考えられなくもないのかな?


人類の幸福が人類の破滅になったらいかんぜよ。


だから今後気をつけていかないといけないね。というより、人類が守るべき限界までの最低ラインは引いておくべきでは?

僕は結構ナイーブなのか、実を言うと人間のクローンにも興味ある。いや、違うな……人類の倫理観というより、人類を守るべくの倫理観、常に人類の繁栄を願う存在が脅威にならないためのセーブが欲しい。うん、僕が言いたいことはきっとそこだ。

ということでまとまらないけど、別に僕はAI脅威論を唱えたいのではなくて、人類の技術で生み出した兵器の中で核兵器が生み出されたけど、いつの間にか原子力発電というのが出てきました。いや、違う。まとめると人類が守るべきセーブラインを決めようぜ!という話。

なんか……最終的にはゴチャゴチャして何が言いたいのか分かりませんが、とりあえず『BLAME!』みたいな世界に僕が居たら、真っ先に死にますし、『BLAME!』は面白いからオススメだよ、ということ。

あと、原作者『弐瓶勉』のインタビューがあるから、映画観たらここ観てあの興奮を思い出そう!!
劇場版『BLAME!(ブラム)』 弐瓶勉 インタビュー | 季刊エス・SS公式サイト


以上!


P.S.しかし手の中に脳があるって都合良すぎでしょ……

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