GoogleでもYahoo!でも良いので、『relentless.com』を打ってアクセスしてみてください。
ちなみに悪質サイトに繋がって高額な金額を払え!って脅されることはないのでご安心ください。大丈夫だよ!本当だよ!嘘じゃないよ!
で、アクセスするとこんな画面に行き着きます。はい、ドン。
そう、みんな大好き『Amazon.com』のサイトです!日本版じゃなくてアメリカ?の方だけど。
びっくりしますよね!まさか知らないドメイン打ったらAmazonへ……まさにアマゾン川の大放流に流された感じがしますよね!
え?うまく伝わらない?
まぁ、そこは置いといて……
しかし何故『relentless.com』と打つとAmazonのサイトへ行き着くのか?
詳しく調べてみるため、ネットサーフィンをしていると、意外な事実が判明しました。
これはAmazonがまだ世界を支配する前の話……
創業者ジェフ・ベゾスは何でも販売するサイトを立ち上げようと最初から企画していました。
しかし、肝心の社名が決まっていません。最初は「カダブラ」という社名にしようかとしていたそうですが、弁護士に反対されて他の名前にしようしました。
なぜ「カダブラ」という名前にしようかと思っていたのかというと、それは単純にジェフ・ペゾスが気に入っていたから。
もう一つ。
ジェフ・ペゾスはある言葉を気に入っていました。
それが「Relentless」。
日本語で「情け容赦ない」を表す単語です。
まさに今のAmazonを象徴するようなこの言葉は未だに「relentless.com」と打っても『Amazon.com』が検索されます。
しかし何故ジェフ・ペゾスはこの言葉を気に入っていたのでしょうか?それはおそらく、ジェフ・ペゾスの性格から推測されます。
ジェフ・ペゾスはとにかく徹底しています。
ワークライフバランスなんて皆無。効率化、価格の安さ、徹底的に限界まで落とされています。
ザッポスの買収エピソードにはジェフ・ペゾスは何度も買収を断られましたが、ザッポスとは別の靴専門のEC事業を創り、ザッポスを何が何でも買収しようとしたらしいです。
またジェフ・ペゾスは怒る時には感情を抑えることができないらしく、徹底して怒るそう。その感情を制御するために専門のコーチを雇っているそうな。
こんな徹底した性格を反映した言葉こそ『relentless.com』。まさに「情け容赦ない」とはAmazonよりジェフ・ペゾス自身を表している言葉のように思えます。
それと、何故未だに「relentless.com」が『Amazon.com』に至るのか?
これは正式にAmazon.comが所有しているドメインなのですが、容赦のないペゾスの性格だと無くしても良さそうなのですが、もしかするとAmazonの企業文化を象徴にするために残しているとか……?そこまでは分かりません。
ちなみに余談ですが、電子書籍『Kindle』も最初は『Fiona』という名前だったようです。こうしてみると企業の変遷が感じられて面白いですね。
もしかすると、身近なあの企業も最初は違う名前だったのかもしれません。
もっとAmazonを知りたい方はこちらもオススメ!!
アマゾンについて、あなたの知らない15のこと | BUSINESS INSIDER JAPAN
以上!
P.S.『開戸事変』も最初は『Q/jidai情報作戦193』という名前にしようと考えていました。