久しぶりすぎて何の事だが、多分忘れている方も多いかと思いますが……
前回引き続き、まさかの第2章です。
本来ならば先の記事で終わりにしようかと思っていたのですが、まさかあそこまで多くなってしまうとは思ってもいませんでした。
なので、2章。
では、参りましょう。
ちなみに、館内はタダで展示を見学する事が出来ます。
但し、プラネタリウムは料金が発生してしまうそうです。
館内での撮影した写真は、前回お伝えした通り、見せることは叶いませんが、その様子を「言葉」で表現する事は可能です。
では館内での様子を、是非、僕の言葉で味わって下さい。
ちなみに、展示ブースの流れについてですが……
まず最初のブースが相模原市の台地の成り立ちについて。
こちらは自然科学の、特に地質学や岩石学といった分野の印象が強いです。
次のブースへ移る際には、ヘラジカの立体造形を見て、こんなに大きな物かと驚きました。
次が旧石器時代から縄文時代という原始時代が主で、実物の資料を扱った素晴らしい展示が魅力です。
縄文時代の土器の展示には、何とホログラムを扱う展示がありました。
また、引き続き縄文時代や古墳時代、奈良平安の遺物の展示や、鎌倉や中世へと展示が変わっていきます。
鎌倉時代の展示では、板碑の展示が印象的でした。
その次が江戸期の展示。
名家や古文書を交えて展示しています。
また次が、明治から近代に入る頃。
プラス、民俗的な、当時の生活の様子も表しています。
それが過ぎると相模原市の自然環境の展示。様々な動植物の展示がなされています。
次は戦前や戦中、戦後、そして相模原市という都市の発展についての展示がなされて、終了です。
それでは、まず相模原市の台地の成り立ちのゾーンについて……
まず目に入ったのが、象の化石、おそらくナウマン象かと思われます。そして神奈川県の地形を表したパネル、それから映像、他にも岩石の標本や地層を表したものなどがあり、いや、もう本当に自然科学だなと感じました。
正直言うとそこまで関心が持てない部分であるかもしれません。
小さな子供なんて、化石くらいしか興味が持てなかったんじゃ無いのかな?
続いて原始時代ゾーンへ。
まず目に入ったのが、先ほども述べました大きなヘラジカ。コレには印象付けられました。
その中には相模原市の旧石器時代の貴重な石器ばかり。個人的には凄い関心が高かったけれど、多分多くの人はスルーされるところNo.1だと思います。
それから様々な縄文土器。
文様が鮮やかで大きな土器もある。縄文中期頃かな?
そして土偶も。ほとんど壊れているけど。
また、ホログラムで表現されている土器片には驚かされました。立体画像ってスゲェー。
他にも古墳時代では土師器とか須恵器とか。鏡とか鉄剣とか祭祀道具とか。子持勾玉とかなんか色々あってすごかったです。
中世の方も凄かったです。
ごめんなさい。ここあまり関心が無いのでカット……
また、全て複製ですが、鎌倉時代の様々な板碑を見れたのは感激でした。自分板碑好きなので。
そして気になったのは、その中心にあった像。誰だっけ?確か有名な人だったような……
それはさて置き。
続いて江戸時代へ。
ここでは江戸時代の古文書や絵図、そして相模原市で生糸の生産で栄えていた名家の模型や、江戸時代のある家の実物の復元などが展示されていました。
特に気になったのが、生糸生産の「漸進社」という会社。いや〜、自分、経営史にも興味があるもので、こういった会社の成り立ちから衰退まで興味があるのです。
外国まで生産した生糸を貿易していたらしいのですが、やがて衰退していき、解散していくのですね。その続きは、是非、相模原市立博物館へ。
また、お隣には相模原市の農作で使われていた農作具や様々な工具。また生糸生産のための工具や、神事や祀り事のための道具などが展示されるという、民俗的な物ばかり。当時の倉?までも再現されていました。
お次のゾーンは相模原市の自然ゾーン。
豊かな自然を立体的に再現。まるで自然の一部をそのまま持ち込んだかのようなところ。
虫の展示とか多いから、女子は悲鳴をあげそうなエリア。(結構エグい虫が多いよ!)
お次のエリアでは戦前、戦中、戦後についてです。当時の物や軍事都市として急激に発展していき、各地に戦争関連の施設が作られていった経緯や、その後の発展、工業化などを読み取る事が出来ました。古い時代の、まだ農村ばかりだった相模原市が、続々と工場が出来て変わっていく様には、戸惑いと驚きが感じられました。
このエリアで最後なのですが、出口付近には相模大野の変遷についての模型が展示されており、相模大野が次第に発展していっている様子を垣間見えます。
と、これで展示ゾーンは終わりです。
なかなか見応えがある展示ばかりでした。
これが無料だとは素晴らしい!!
それから「宇宙とつながる」写真展という企画展のようなモノも開催されていました。
どれもこれも素晴らしい星空の数々。芸術作品と読んでも過言ではありません。
他にも、あの有名な小惑星探査機「はやぶさ」の模型の展示や、他にも様々な探査機の模型の展示がされていました。
ちなみに近くにある『相模原市立美術館』と『宇宙科学研究所』通称『JAXA』です。
『相模原市立美術館』
良かったら訪れてみてはいかがでしょうか?
P.S. ここに訪れたの9月上旬……